全僕にできる恩回し

全僕にできる恩回し

読書記録や住んでるシェアハウスの暮らしをつらつらと。

ウィルス性胃腸炎

こんな初体験いらん思いながらも、書かずにはいられない。


完全、自分の備忘録です。

ウィルス性胃腸炎も、実家出てから病院行くのも初体験。

 


強いていうなら、
病院ってシステム的にビジネスチャンスまだめっちゃ残ってるね
ってことくらいが学び。

 

 

嘘。反省と学びは多いし
二度とこんな病気にかかりたくない。

 

 

マジでこの一週間ほんとしんどかった。

 

今週何回トイレ行ったことやら。

 

月曜仕事終わりかけから違和感感じて
火曜はふらふらになりながら仕事して
水曜木曜完全ダウン。
治りかかったので、軽い気持ちで金曜仕事に行ったら結局ハードワークで再ダウン。


なった原因不明なのが一番腹立たしい。

 

仕事大変なときにダウンするのが辛い。
先輩に迷惑かけるし、せっかく少し仕事できるようになったのに。。ノーバリュー!

 

でも無理するのも違うわけで。
ちょっと無理して、他の人にうつしたら、それこそノーバリューどころじゃなくて、超マイナス。

 

火曜日も先輩に勧められた通り、早退すればよかった。
反省。

今思えば金曜も休めばよかったかもしれん。
これも超反省。

 

休んでいいよ、とは言われても
休みたくないのは既に社畜としてスクスク育っているから?
んー、でも働くの普通に楽しいからなぁ。
仕事できない、ってのも悔しいし。

 

でも、人に迷惑かけるのが僕の最優先事項なので、ちゃんと休むべきでした。

取り返しのつかない状況になったら、また心折れちゃうし。

一歩退く勇気、大事。

 

 

 

さて、ワタクシ、シェアハウスに住んでいるのですが、

 

しんどいときに、おかゆ作ってくれる同居人がいて、シェアハウスでよかったと思った火曜日。

別の同居人が、似たような症状が出たとかいって、罪悪感ハンパなかった水曜。

おかゆの余りを冷凍しといてくれていたわけでもなく、捨てといてと言われて絶望した木曜。


トータル、病気になったときシェアハウスでよかったかと聞かれたら、若干マイナスな気がする。


結局、同居人はただ具合が悪かっただけで、元カレ部屋に連れ込むという所業を見せられ、もう何にも言えない。

 

 

 


さてさて。


親元離れて初めて、病院に行ったんですけど、

 


病院選びって困りません?

 

 

今まで、親が選んだかかりつけ医にかかっていたので、この土地の病院まったく知らんし。

リクルートさんがまとめサイト的なん作ってくれていたけど、そんないい作りじゃなかったし。


いい感じのクチコミサイトあればいいのに。


医者さんも医者さんで。
まー、ほっといても患者は来るだろうから、そんな必要ないかもしれないけど、
WEBサイト充実させたり、アプリ開発すればもーちょいスムーズなのに。


お医者さんの世界ってすごく閉じてるらしく、まあみなさん頭は相当よろしいので、都合のいいように働いているのかもしれないけれど

 

友だちから話を聞くと
研修医や看護師の超激務だったり、無駄な事務作業、いろいろ改善すべき点が多いらしい。

でもなかなかに変わらないのは何でかな。


これからも伸びていく5つの仕事として、
健康関連・病院はもっと進化していくだろうけど、

 

 

 

誰かお医者さんにメスを入れる人はいないんですかね。

 

 

あ、行ったところはここです。

駅に近かったからってのが決めて。

優しいお医者さんでした!

 

横浜の内科、生活習慣病の治療なら、前川メディカルクリニックまで

 

最近、保育士さんと会うことが増えてきたのですが、

看護師さんともお話ししたい今日この頃。外は超雷雨。

 

みなさんはいかがおすごしでしょうか。

 

以上

『1分間リーダーシップ』

K・ブランチャード/P・ジガーミ/Dジガーミ共著 小林薫訳 1985年 ダイアモンド社

 

再放送されていた、「おんな城主 直虎」を初めて観て

 

ちょっと面白いやん!て今更ながら思っちゃいました。

 

高橋一生人気がハンパないご時世ですが、そりゃあかっこよかったわ。

 

NHKもあざとく制作なさる。

 

 

 

はい、今回の読書記録は、こちら。

 

 

1分間リーダーシップ―能力とヤル気に即した4つの実践指導法

1分間リーダーシップ―能力とヤル気に即した4つの実践指導法

 

 

1985年て生まれるよりまぁまぁ前やん!古いやん!

とか思いつつ、

 

社長直々の課題図書だったので、読んだのですが…

 

 

 

良書!

 

 

さすが社長ですわ。

 

 

テーマは、リーダーシップについて。

 

部下マネジメントとでもいいましょうか。

 

 

会社で働く上で、上司になっても、部下としても、

この本に書かれていることは、意識し続けたい。

 

いや、「会社」とか「働く」という場面でなく、

「教育」や「育児」という場面でも全然応用可能だと思いました。

 

 

一言でまとめてしまうと、

<状況対応型マネージャー>になろう。

それは「異なった人間に対しては、異なった接触のしかたを」(p.iv)

という一見当たり前のことを述べている本。

 

当たり前なんだけど、できていないことが往々にしてあるから、

ベストセラーの本なのだろう。

 

 

冒頭の言葉で、早速僕はこの本に惹かれました。

 

「より懸命に働くな、より賢明に働け。」(p.7)

 

仕事に時間をかければかけるほど、成功すると思いがちで

 

新卒で知識も経験もない自分は

時間を使うことだけが、自分が会社に提供できる価値なんだ、と思ってしまいがち。

 

「お前の時間にお金を払っているわけじゃなくて、お前の成果物に給料出してるんや」

ってインターンしていた会社で言われていたけど、

自分に自信が持てなくて、結局インターンからも逃げ出したことを思い出した。

 

ちなみに現在でも、僕が勤める会社は、

「全員が代表取締役社員」という社訓があるくらい自立を求められるのですが

自分にはなかなかできなくて、悩みでもあります。

 

 

我ながら脱線はや。

 

 

 

 

仕切り直して。

 

部下に対して状況対応型のマネジメントができることが、

いい感じに仕事を仕事をしていく上で重要で、そのためには3つのコツがある。

 

【1】柔軟にリーダーシップを使い分ける

【2】部下のニーズを診断する方法を知る

【3】部下が必要とするリーダーシップ・スタイルについて部下と取り決めをかわす

 

【1】の柔軟に使い分けるリーダーシップには4つの基本スタイルがある。

①『指示型』…「指示・命令的行動」=多、「支持・援助的行動」=少

②『コーチ型』「指示・命令的行動」=多、「支持・援助的行動」=多

③『援助型』…「指示・命令的行動」=少、「支持・援助的行動」=多

④『委任型』…指示・命令的行動」=少、「支持・援助的行動」=

 

である。

 

 

人はそれぞれ違うのだから、その人に合ったリーダーシップを取ることが大事。

 

「平等でないものを平等に扱うことこそ不平等なことはない」(P.40)

という名言も僕には刺さったわけですが、本当にその通りだよね。

 

 

例えば、現在の自分に当てはめると

R上司から、部下の僕に対しては①

I先輩から、部下の僕に対しては②

R上司から、部下のI先輩に対しては、③(あるいは④)

 

 

仕事し始めの僕は、今のところ『熱心な初心者』で、仕事をうまくやりたいと思っている。

なので、どんな仕事でも(超絶単調作業や雑用であっても)喜んでやっていた。

 

でも最近、仕事を引き継ぐタイミングで②に移行して

I先輩のコーリングが始まり、ぶつかりながらも楽しく仕事をしている。

大変だけどね!

 

 

I先輩の時間をめっちゃ奪っているのに、成果がなかなか出ない!

という焦りが最近ふつふつと湧いてきているのが心配なのと、

 

「人間というのは、実際に仕事を手がけてみると、当人が考えていた以上に、その習得がむずかしいとわかり、興味を失うことがよく」(p.52)あることは、なんとなく気づいていて、

 

さらに

「これだけ自分が努力しているにもかかわらず、報われていないと考えて、やる気をなくすことがあります。また、自分が必要としている指示や方向づけを与えてもらえないと思うときもそうです(中略)あるいは、伸びが鈍いとか、全然進捗がないために、仕事をきちんと覚える能力がないかと自信を失ってしまうときもある」(p.52)

 

 

 

 

 

俺か!

 

 

 

前述したインターンもまさにそれで、

ただただ①(あるいは偽④=放任型スタイル)だったため、問題解決もされず、やめてしまったのだと腑に落ちました。

 

(いい会社だったと思います。今でも好きです。最初の上司も人間的には好きです。ただ、僕がそのレベルまで達しなかったというだけの話です。)

 

 

逆に、今の会社はすごくありがたくて、コーチングしてくれる先輩がいることが本当に嬉しい。

 

でも、コーチングが一番負担が大きくて、ただでさえ大変な2年目の先輩にそこまでさせちゃうのは、大丈夫なんかな、って心配になります。

 

新卒には優しいけど、2年目には厳しい会社なのかな?

来年が怖いぜ。

でも、コーチングを2年目でやらせてもらえることは、ありがたい環境だと思う。

 

 

「先輩に負担かけてる」とか思うんだったら、自分で自分の課題を解決しろよ、って話なわけで、

 

読書記録とか日々の業務も大事だけど、クリティカルシンキングというか

自分の課題を洗い出し、潰していく方がもっと大事なんじゃね。

でもその一歩が踏み出せない!強制して!

 

…思ったままに書きなぐってるなう。

 

 

また脱線した…。

 

 

 

なんの話だっけ。

 

人によってリーダーシップを変える、って話だ。

 

 

で、

業務量の多い日本の会社では、そこを怠ってしまうというかないがしろにしがちなんだけど

 

少しでいいから、ここに時間をかけるべきで、

部下をよく観察し、部下の状況やニーズを考慮した上で、どうリーダーシップをとるのかを決める。

 

 

急がば回れ、ってやつだ。

 

 

部下の発達段階を知ることは難しいかもしれないけど、それはp.66から書かれている。

 

読んでいて思ったのは、ある程度のパターンはあるが

 

やっぱり、きちんとコミュニケーションをとることが大事じゃないか。

 

 

何が問題で、どう解決していくかを、適切なレベル感で、上司と部下が相談できることが大切。

 

なんかうまくいかない時は、お互いに非を認め、

目標設定からやり直す。

「部下を訓練する場合、褒めること以上に、自分がミスをしたことをすすんで認めるようでなければなりません」(p.109)

 

時間はかかるけども、一つ一つ丁寧に解決していくことで、

きっと高パフォーマンスで働ける、というか、会社、ひいては社会に貢献できる。

 

 

状況対応的リーダーシップとは、

部下に対して何をするのではない。

部下といっしょに何をするかである。

 

 

これが冒頭【3】の「部下との取り決め」の根本である。

そこで必要なのが、さっきもちょっと触れた、目標設定。

 

それを定期的に振り返り、見直しながら進んでいく。

 

 

 

 

んー、読めば読むほど、うちの会社が実践していることだ笑

 

 

でも、その理由がわかったことが、この本を読んでよかったことかな。

物事の意図を理解することで、納得感を持って働けることは気持ちがいいね。

 

 

けっっっっこう大変だけど、新卒として入社していい会社に巡り会えたと思います。

 

 

最後もう少しそれるけど

日本って、コーチング弱いよね。

できている人はいるんだろうけど、プロフェッショナルがいない気がする。

 

なんでだろ。

 

と思っていたら、こんな会社があったことを思い出した。

コーチ・エィ(COACH A) エグゼクティブ・コーチング・ファーム

 

これから、コーチングってもう少し需要増すと思うし、注目ポイントな気がします。

 

 

以上

 

 

『結婚しない男たち』

荒川和久著 2015 ディスカヴァー携書

 

仕事で大きすぎるミスを3連発して

死にたかった7月も終わり、8月。

 

時間は待ってくれないから、

失敗はきちんと反省して、それを取り返すだけの努力をしなきゃいけない8月。

 

というよりも、結果を出す。それだけ。

 

 

かといって読書もきちんと続けたい。

自分で立てた目標なのだから。

 

 

ということで、こちら。

 

 

 

 

 

シリアスな雰囲気から始まってしまいましたが、この本はフランク!

 

そして、僕自身にとても関心のあるテーマだし、

何よりマーケティングを考える上でもけっこう重要な視点があると思います!

 

 

2014年に博報堂でソロ活動系男子研究プロジェクトが始まり、

 

今まで、見向きもされなかった独身男性の生態について調査して、

マーケティングターゲットとしての可能性を探るというテーマの本でございます。

 

 

だってよ、独身男性って、もはや少数派ではなく、消費のポテンシャルも高い。

 

自分のために思う存分お金を使って、欲しいものを買えるのだから。

 

それでは

「ソロ活動系男子」、略して「ソロ男」

結婚“できない”ではなく、結婚“しない”独身一人暮らし男性を探っていきましょう。

 

 

 

そもそも日本のみならず、世界的にも、単身世帯の増加が起こっているらしく、

また日本においては、20~50代の未婚男性は20~50代の未婚女性より200万人以上多いそうだ。

 

 

昨今、草食系男子やら、少子化、晩婚化など色々言われておりますが、

ともかく、「結婚することが当たり前で常識だった時代ではなくなってきている」(p.4)

 

この辺でポリアモリーの話もしたいけど、テーマがそれちゃうんでまた今度。

 

 

今まで、F1層とかM1層とかいうくくりがマーケティングの世界では使われてきたそうですが、

2010年の国勢調査の時点で、それらを合わせた数字(2200万人)よりも、

(20歳以上)男女の未婚者の方が多い(2370万人)んですって!

 

 

こうやって社会構造が変化すると市場も変化するわけで、

だからこそ、今までカテゴライズしてこなかった、というよりも

無視し続けてきた、独身男性の旺盛な消費力に着目していこうよ、っていう話。

 

なんで無視し続けてきたかというと、

「独身男性は低収入で消費力が弱い」

と考えられてきたからである。

 

 

しかし、だ。

 

2013年の「家計調査」単身世帯の消費支出実額を見ると、

独身男性の消費支出実額は女性よりも大きい。

 

 

 そりゃあ、働いて、お金稼いでいるのだから、消費するお金はある。

それをどこに使っているかを、きちんと把握すれば、適切なマーケティング施策が打てるし、そうすべきなのだ。

 

改めて、この本のキーワードとなるソロ男の定義は、

・独身20~50代の男性

・親と同居していない一人暮らし(ルームシェアは可)

・ちゃんと働いていて親などに金銭的に依存していない

・自由・自立・自給の価値観を持っていること

(p.46)

 

一口にソロ男といっても、いろんなタイプがいて、p.46から簡潔に紹介されているが、割愛。

 

(アンケートの紹介もされており、自分がかなり当てはまっていて、ソロ男疑惑が濃厚。特に、「自己承認」という達成感を求めたがる、というとこがビビッときました。)

 

そんなソロ男を動かすツボについて、男性学を研究している田中俊之さんは

「達成」と「逸脱」、そして「自分で決めている感」と述べる。(p.98, 99)

ちょっとわかりそうで、まだわからない。

 

 

ソロ男は、

「買い物に真剣」で、

「一度決めたら一途」、

そしてモノを大事に長く使う。

買う物にはメリハリがあって、自分のこだわりを重視する。

 

ただ、

流行は好きじゃない。笑

 

 

また、性格分析も書かれているのだが、

これまたショックというか、ズバリ(自認しているが)

 

頑固で天邪鬼。

 

要するに、

かなりめんどくさい奴。

 

p.130で紹介されている、あるあるネタがやばいので、一部抜粋します。

・誰かと遊びたがるくせに一人になりたがる

・結婚する気が無いくせに、自分はほめられたがる

・他人を気にせず自由に生きたいと言うくせに、他人の評価を気にする

・店員のアドバイスは重要と思っているくせに、店員との会話が苦手

etc.etc.

 

自己矛盾行動。

 

じゃあ、マーケティングで動かないのかというと、決してそのようなことはないらしく

 

企業が推したい商品であっても、「言われて決めた」ではなく、

「自分が決めた感」さえ演出してあげれば納得もしてしまう(p.123)。

 

 

単純、というか、愛すべき存在じゃないか、と思ってしまいますねw

 

 

 

前述の男性学専攻の田中俊之さんもそうだけど、

この本の中で、様々なジャンルの人との対談が掲載されていて、これまた面白い。

 

宝島社『MonoMax』の柚木昌久さんによると

 

・男の買い物は、本質的なモノを吟味し、心を豊かにする消費。

・いかに人気な雑誌でも、広告タイアップはとても難しいらしく、普通のページと同じクオリティじゃ無いと全然響かない。

 

やっぱあれなんすかね。

「広告にはなびかないぞ」とか「俺しか知らない感」とか「俺が育てた感」

ってのが、深層心理にあるんすかね。

 

 

あーめんどくさい奴らだ(自分を含む)

 

だけど、趣味には時間もお金も大量に使うので、

一旦、お客さんになってもらえば、熱狂的顧客になりやすい。

ただ、熱狂的推奨者にはなりづらいのかな。

 

話したがりだけど、秘密にしたがる。

でも、例えば「その時計いいね!」とか言われちゃうと

「そうなんですよ!どこどこで買ってね、これこれが良くてね…」なんて長々と語り出す。

 

自己承認されたいし、ほめられたいから。

 

でもめんどくさいことは嫌いだし、自由に好き勝手生きていたい。

 

あれ、これ僕の話か。

 

 

 

ともかく、

・最近、ソロ男(独身男性)が増えていて、

・消費力もあって、好きな商品は買い続けてくれるから優良顧客になる可能性アリ

・ただ、「勧められたものは買わない」とかめんどくさい部分が往々にしてある

・「趣味縁」や「自分で決めた感」など、うまいこと刺激してあげることが大事。

 

 

ということで、熱狂的顧客になるかは難しいところだけど、

もっとここの層を狙ったマーケティングに力を入れるべきではないでしょうか。

 

 

以上