『Google流 資料作成術』
コール・ヌッスバウマー・ナフリック著
村井瑞枝 訳
2017, 日本実業出版社
7月!暑い!夏が来た!
6月の仕事で、あまりにも資料作成能力が低いことが露呈して、
先輩に超絶負担をかけてしまい、口惜しゅうて口惜しゅうて。
あわてて買った本がこちら。
一言でいうと、
期待してた情報があまりなかった!
と思いきや!!
最後まで読んだら、全てがつながった感じがしました!!
でもまぁ資料作成術って、言われてみれば当たり前のことが多いってことなのかな。
これをいかに実践できるかが肝。
ざっくりまとめてしまうと
この6つのレッスンでこの本は構成されています。
1.コンテキスト理解
2.効果的な表現方法の選択
3.不必要な要素の除去
4.意図するところに注意を向けさせる
5.デザイナーのように考える
6.ストーリーを伝える
(p.264より)
かみくだきます。
1.コンテキスト理解
誰に、何を、どのように伝えるのかを考える。
3分アイデアやビッグアイデアなど、核をきちんと定める。そしてぶらさない。
「誰」を特定すれば、「何を」は見つかる。
相手は誰か、何を知ってもらいたいか、どのように行動してもらいたいか、そしてそのために必要な(使える)データを探す。
2.効果的な表現方法の選択
データを表現する最善の方法を選ぶ。
テキストなのか、表なのか、グラフなのか、どのグラフか。
3.不必要な要素の除去
示したい情報以外は極力減らす。そして、空白もきちんと残す。視覚認知のゲシュタルトの法則をなんとなく理解できるとよい。
4.意図するところに注意を向けさせる
色やサイズ配置を戦略的に使う。無意識的視覚情報を重要なものにする。具体例は本を読む!
5.デザイナーのように考える
「形式は機能に従う」
そのデータで相手に何をしてほしいか(機能)を考え、次にそれを実現するための表現(形式)を選ぶ。
視覚的アフォーダンスを使う。
(アフォーダンスとは環境が与える情報、人とモノとの関係性に関する情報、行為の可能性)
6.ストーリーを伝える
設定、ひねり、アクションの呼びかけ
赤ずきんちゃんの例が面白かったけど割愛!
まだまだわかんないよね。
文章で伝えるというか、記録残すの難しいーなー。
というか、資料作成のレベルを上げるには、実践を繰り返すしかないよね。
あとは、よい資料を真似て真似て真似まくる。
ということで、アクションとしては
この本で学んだことを意識しつつ(時にはさっくり読み返し)
先輩などのいい感じの資料を真似て
実践を繰り返し、PDCAを回すことで改善していく
という当たり前の結論。
以上