全僕にできる恩回し

全僕にできる恩回し

読書記録や住んでるシェアハウスの暮らしをつらつらと。

【新版】『問題解決プロフェッショナル』

齋藤嘉則著 2010 ダイアモンド社

 

 

7月の大失態によって、8月は盛り返したいと思ってたんに

 

体調崩して、寝ることが仕事だった先週。

 

色々しんどいんだけど、なんかうまくいかないことだらけで凹んでるけど

 

とにかく、今の自分の課題は、ロジカルシンキングの癖をつけること。

とゆーか、これができればボトルネックもつかめるよね。

 

 

ということで、こちら。

 

 

新版 問題解決プロフェッショナル―思考と技術

新版 問題解決プロフェッショナル―思考と技術

 

 

 

これまた良書。

 

ロングセラーなんだって。

 

冒頭に書いたように、 

最近の僕の課題として、論理的思考力をつけたーい!って設定しています。

 

やっぱり仕事する上で、ロジックってとても大切だと痛感しているので、読んでよかったと思える本。

 

 

タイトルにあるように、

【問題解決】がテーマで、草分け的存在の本らしい。

 

 

ざっくりまとめると

 

<ゼロベース思考>と<仮説思考>という考え方を常にして

<MECE>と<ロジックツリー>を用いて

<ソリューション・システム>を実践していく。

 

これによって、問題を解決していこう!って話だ。

 

僕は、

「なんだ知ってる」と思いました。

だけど「実行」できていません。

なので、「結果がうまくいく」わけもありません。

 

 

これらにはそれぞれ大きな溝がある。

 

 

ビジネスを成功に導く=「結果がうまくいく」ための思考が、

<ゼロベース思考>と<仮説思考>である。(p.12)

 

 

ゼロベース思考…「既成の枠」を取り外す
(⇔今までの自分の経験や習慣の中でしか物事を考えない)

 

わかっていても難しい。

ポイントは
・自分の狭い枠の中で否定に走らない
・顧客にとっての価値を考える
(p.19)

 


仮説思考…常にその時点での結論を持ってアクションを起こす
(⇔自分の結論を持たず、延々と状況や事実の説明に従事するだけ)

 

ポイントは
・アクションに結び付く結論を常に持つ
・結論に導く背後の理由やメカニズムを考える
・「ベスト」を考えるよりも「ベター」を実行する
(p.31)

 


何か考えるときには、何がなんでも結論を出し、それに対してSO WHAT(だから何なの)を繰り返すことで、掘り下げていく。

 

そうすることで、明らかにすべき課題を明確にし、検証することができる。


例えば、

体重が増えた
SO WHAT?

体重が増えて血圧も上がりやすくなった
SO WHAT?

痩せないと健康によくない
SO WHAT?

運動をする
SO WHAT?

スポーツジムへ週3回いく
(p.33)

と具体的なアクションまで落とし込むわけだ。

 

 


続いて、
MECEとロジックツリーについて

 

MECEは、「モレなしかつダブりなし」で物事を大きく捉えるためのツールで、最後に優先順位をつけることが大事。

なぜなら、ビジネスは、ヒト・モノ・カネという有限な経営資源を効率的かつ効果的に使うことが必要とされるからである。

これが戦略策定する際の忘れてはならないところ。

 


MECEの応用がフレームワークと呼ばれるもの。

例えば、3C+1C(+1Cは、流通チャネル)

他にも
ビジネス・システムやマーケティングの4P、事業ポートフォリオなどもフレームワークの一種で、すなわちMECEの応用だそうだ。

 

メモするのは容易いが、これを使いこなせるようにならなきゃあいかん。

 

 

続いて、ロジックツリー。
これは、「問題の原因を深掘りしたり、解決策を具体化するときに」(p.77)使える。

 


箇条書きではなくて
モレなくダブりなく、因果関係を明らかにして整理していく。

とある問題があったときに、WHYを繰り返して自問自答を続けるだけ。

これによって根本的原因をいくつか洗い出す。

問題を裏返しにすれば一応の解は出るが、本当に意味のあるアクションプランになっているかどうかが試金石。

 

解決策を具体化するには
SO HOWを繰り返す。


研修でやったけと、
「痩せる」ための具体的解決策を考えてみることとかとてもいい例だし、

これ日常的にも、なんか適当に問題決めて、考える練習したら、すげぇ頭よくなりそう。(発言がすげぇバカっぽい)

 

気をつけるポイントは
MECEになっているか
・具体化な解決策になっているか
・ロジックの因果関係が主要課題にリンクしているか


っていうか本当に日常生活でも使える。
生きてりゃいろんな問題と選択に迫られるから、日々ロジカルシンキングしてたら、鍛えられるだろうな。


でも、そんな考えたくない自分もいる。


第3章のソリューションシステムは割愛。

今の自分には、1章と2章が重要なわけで、お腹いっぱい。


でも、事例も多いし、演習もついてるから、
本当にロジカルシンキングの良書だと思う。


ブログ書く前に演習やれよって話なのですが、

 

ぼかぁ、やりたいことだけやるのを信条に生きとるんで。

 

嘘です。
社会で、会社で生きていく以上、
求められている力も高めなければならないし、
それ以上にロジカルシンキングしないと仕事が思うようにできないことを痛感しているので、

 


やります、

クリティカルシンキングロジカルシンキング

 


冒頭にも書いたけど、
わかることと実行できること、そして結果がうまくいくことは、ハンパじゃない差がある。

次は「実行できる」フェーズになるために努力しよう。

え?具体的じゃない?
そうですよね、MECEとロジックツリーを使って考えなきゃだ笑


週に一回、自分である問題を設定して、それの具体的解決策を考える

これを10月まで毎週やって、上司に見せて、効果検証までしよう。

 

おお。なんでこうやって自分を追い込むんだろう。

てゆーか、そもそもこのアクションプランで合ってる?

 

待てよ。
これを実行するのがためらう自分がいるのは何故?

本心はやりたくない?やりたくないのに継続できる?

 

とやかく言ってないで早く始める!

 

いやでも
WHYを突き詰めると何が出てくるんだろう。

何も出てこないし、じゃあやんなくていーやって結論になってしまいそう。

 

やばい、ぐちゃぐちゃしてきた。

ブログ書いてる場合じゃない、

 

 

 

MECEで整理しよ。

 

 

 

情緒不安定でも、MECEで全て解決

 

 

以上

 

 

ウィルス性胃腸炎

こんな初体験いらん思いながらも、書かずにはいられない。


完全、自分の備忘録です。

ウィルス性胃腸炎も、実家出てから病院行くのも初体験。

 


強いていうなら、
病院ってシステム的にビジネスチャンスまだめっちゃ残ってるね
ってことくらいが学び。

 

 

嘘。反省と学びは多いし
二度とこんな病気にかかりたくない。

 

 

マジでこの一週間ほんとしんどかった。

 

今週何回トイレ行ったことやら。

 

月曜仕事終わりかけから違和感感じて
火曜はふらふらになりながら仕事して
水曜木曜完全ダウン。
治りかかったので、軽い気持ちで金曜仕事に行ったら結局ハードワークで再ダウン。


なった原因不明なのが一番腹立たしい。

 

仕事大変なときにダウンするのが辛い。
先輩に迷惑かけるし、せっかく少し仕事できるようになったのに。。ノーバリュー!

 

でも無理するのも違うわけで。
ちょっと無理して、他の人にうつしたら、それこそノーバリューどころじゃなくて、超マイナス。

 

火曜日も先輩に勧められた通り、早退すればよかった。
反省。

今思えば金曜も休めばよかったかもしれん。
これも超反省。

 

休んでいいよ、とは言われても
休みたくないのは既に社畜としてスクスク育っているから?
んー、でも働くの普通に楽しいからなぁ。
仕事できない、ってのも悔しいし。

 

でも、人に迷惑かけるのが僕の最優先事項なので、ちゃんと休むべきでした。

取り返しのつかない状況になったら、また心折れちゃうし。

一歩退く勇気、大事。

 

 

 

さて、ワタクシ、シェアハウスに住んでいるのですが、

 

しんどいときに、おかゆ作ってくれる同居人がいて、シェアハウスでよかったと思った火曜日。

別の同居人が、似たような症状が出たとかいって、罪悪感ハンパなかった水曜。

おかゆの余りを冷凍しといてくれていたわけでもなく、捨てといてと言われて絶望した木曜。


トータル、病気になったときシェアハウスでよかったかと聞かれたら、若干マイナスな気がする。


結局、同居人はただ具合が悪かっただけで、元カレ部屋に連れ込むという所業を見せられ、もう何にも言えない。

 

 

 


さてさて。


親元離れて初めて、病院に行ったんですけど、

 


病院選びって困りません?

 

 

今まで、親が選んだかかりつけ医にかかっていたので、この土地の病院まったく知らんし。

リクルートさんがまとめサイト的なん作ってくれていたけど、そんないい作りじゃなかったし。


いい感じのクチコミサイトあればいいのに。


医者さんも医者さんで。
まー、ほっといても患者は来るだろうから、そんな必要ないかもしれないけど、
WEBサイト充実させたり、アプリ開発すればもーちょいスムーズなのに。


お医者さんの世界ってすごく閉じてるらしく、まあみなさん頭は相当よろしいので、都合のいいように働いているのかもしれないけれど

 

友だちから話を聞くと
研修医や看護師の超激務だったり、無駄な事務作業、いろいろ改善すべき点が多いらしい。

でもなかなかに変わらないのは何でかな。


これからも伸びていく5つの仕事として、
健康関連・病院はもっと進化していくだろうけど、

 

 

 

誰かお医者さんにメスを入れる人はいないんですかね。

 

 

あ、行ったところはここです。

駅に近かったからってのが決めて。

優しいお医者さんでした!

 

横浜の内科、生活習慣病の治療なら、前川メディカルクリニックまで

 

最近、保育士さんと会うことが増えてきたのですが、

看護師さんともお話ししたい今日この頃。外は超雷雨。

 

みなさんはいかがおすごしでしょうか。

 

以上

『1分間リーダーシップ』

K・ブランチャード/P・ジガーミ/Dジガーミ共著 小林薫訳 1985年 ダイアモンド社

 

再放送されていた、「おんな城主 直虎」を初めて観て

 

ちょっと面白いやん!て今更ながら思っちゃいました。

 

高橋一生人気がハンパないご時世ですが、そりゃあかっこよかったわ。

 

NHKもあざとく制作なさる。

 

 

 

はい、今回の読書記録は、こちら。

 

 

1分間リーダーシップ―能力とヤル気に即した4つの実践指導法

1分間リーダーシップ―能力とヤル気に即した4つの実践指導法

 

 

1985年て生まれるよりまぁまぁ前やん!古いやん!

とか思いつつ、

 

社長直々の課題図書だったので、読んだのですが…

 

 

 

良書!

 

 

さすが社長ですわ。

 

 

テーマは、リーダーシップについて。

 

部下マネジメントとでもいいましょうか。

 

 

会社で働く上で、上司になっても、部下としても、

この本に書かれていることは、意識し続けたい。

 

いや、「会社」とか「働く」という場面でなく、

「教育」や「育児」という場面でも全然応用可能だと思いました。

 

 

一言でまとめてしまうと、

<状況対応型マネージャー>になろう。

それは「異なった人間に対しては、異なった接触のしかたを」(p.iv)

という一見当たり前のことを述べている本。

 

当たり前なんだけど、できていないことが往々にしてあるから、

ベストセラーの本なのだろう。

 

 

冒頭の言葉で、早速僕はこの本に惹かれました。

 

「より懸命に働くな、より賢明に働け。」(p.7)

 

仕事に時間をかければかけるほど、成功すると思いがちで

 

新卒で知識も経験もない自分は

時間を使うことだけが、自分が会社に提供できる価値なんだ、と思ってしまいがち。

 

「お前の時間にお金を払っているわけじゃなくて、お前の成果物に給料出してるんや」

ってインターンしていた会社で言われていたけど、

自分に自信が持てなくて、結局インターンからも逃げ出したことを思い出した。

 

ちなみに現在でも、僕が勤める会社は、

「全員が代表取締役社員」という社訓があるくらい自立を求められるのですが

自分にはなかなかできなくて、悩みでもあります。

 

 

我ながら脱線はや。

 

 

 

 

仕切り直して。

 

部下に対して状況対応型のマネジメントができることが、

いい感じに仕事を仕事をしていく上で重要で、そのためには3つのコツがある。

 

【1】柔軟にリーダーシップを使い分ける

【2】部下のニーズを診断する方法を知る

【3】部下が必要とするリーダーシップ・スタイルについて部下と取り決めをかわす

 

【1】の柔軟に使い分けるリーダーシップには4つの基本スタイルがある。

①『指示型』…「指示・命令的行動」=多、「支持・援助的行動」=少

②『コーチ型』「指示・命令的行動」=多、「支持・援助的行動」=多

③『援助型』…「指示・命令的行動」=少、「支持・援助的行動」=多

④『委任型』…指示・命令的行動」=少、「支持・援助的行動」=

 

である。

 

 

人はそれぞれ違うのだから、その人に合ったリーダーシップを取ることが大事。

 

「平等でないものを平等に扱うことこそ不平等なことはない」(P.40)

という名言も僕には刺さったわけですが、本当にその通りだよね。

 

 

例えば、現在の自分に当てはめると

R上司から、部下の僕に対しては①

I先輩から、部下の僕に対しては②

R上司から、部下のI先輩に対しては、③(あるいは④)

 

 

仕事し始めの僕は、今のところ『熱心な初心者』で、仕事をうまくやりたいと思っている。

なので、どんな仕事でも(超絶単調作業や雑用であっても)喜んでやっていた。

 

でも最近、仕事を引き継ぐタイミングで②に移行して

I先輩のコーリングが始まり、ぶつかりながらも楽しく仕事をしている。

大変だけどね!

 

 

I先輩の時間をめっちゃ奪っているのに、成果がなかなか出ない!

という焦りが最近ふつふつと湧いてきているのが心配なのと、

 

「人間というのは、実際に仕事を手がけてみると、当人が考えていた以上に、その習得がむずかしいとわかり、興味を失うことがよく」(p.52)あることは、なんとなく気づいていて、

 

さらに

「これだけ自分が努力しているにもかかわらず、報われていないと考えて、やる気をなくすことがあります。また、自分が必要としている指示や方向づけを与えてもらえないと思うときもそうです(中略)あるいは、伸びが鈍いとか、全然進捗がないために、仕事をきちんと覚える能力がないかと自信を失ってしまうときもある」(p.52)

 

 

 

 

 

俺か!

 

 

 

前述したインターンもまさにそれで、

ただただ①(あるいは偽④=放任型スタイル)だったため、問題解決もされず、やめてしまったのだと腑に落ちました。

 

(いい会社だったと思います。今でも好きです。最初の上司も人間的には好きです。ただ、僕がそのレベルまで達しなかったというだけの話です。)

 

 

逆に、今の会社はすごくありがたくて、コーチングしてくれる先輩がいることが本当に嬉しい。

 

でも、コーチングが一番負担が大きくて、ただでさえ大変な2年目の先輩にそこまでさせちゃうのは、大丈夫なんかな、って心配になります。

 

新卒には優しいけど、2年目には厳しい会社なのかな?

来年が怖いぜ。

でも、コーチングを2年目でやらせてもらえることは、ありがたい環境だと思う。

 

 

「先輩に負担かけてる」とか思うんだったら、自分で自分の課題を解決しろよ、って話なわけで、

 

読書記録とか日々の業務も大事だけど、クリティカルシンキングというか

自分の課題を洗い出し、潰していく方がもっと大事なんじゃね。

でもその一歩が踏み出せない!強制して!

 

…思ったままに書きなぐってるなう。

 

 

また脱線した…。

 

 

 

なんの話だっけ。

 

人によってリーダーシップを変える、って話だ。

 

 

で、

業務量の多い日本の会社では、そこを怠ってしまうというかないがしろにしがちなんだけど

 

少しでいいから、ここに時間をかけるべきで、

部下をよく観察し、部下の状況やニーズを考慮した上で、どうリーダーシップをとるのかを決める。

 

 

急がば回れ、ってやつだ。

 

 

部下の発達段階を知ることは難しいかもしれないけど、それはp.66から書かれている。

 

読んでいて思ったのは、ある程度のパターンはあるが

 

やっぱり、きちんとコミュニケーションをとることが大事じゃないか。

 

 

何が問題で、どう解決していくかを、適切なレベル感で、上司と部下が相談できることが大切。

 

なんかうまくいかない時は、お互いに非を認め、

目標設定からやり直す。

「部下を訓練する場合、褒めること以上に、自分がミスをしたことをすすんで認めるようでなければなりません」(p.109)

 

時間はかかるけども、一つ一つ丁寧に解決していくことで、

きっと高パフォーマンスで働ける、というか、会社、ひいては社会に貢献できる。

 

 

状況対応的リーダーシップとは、

部下に対して何をするのではない。

部下といっしょに何をするかである。

 

 

これが冒頭【3】の「部下との取り決め」の根本である。

そこで必要なのが、さっきもちょっと触れた、目標設定。

 

それを定期的に振り返り、見直しながら進んでいく。

 

 

 

 

んー、読めば読むほど、うちの会社が実践していることだ笑

 

 

でも、その理由がわかったことが、この本を読んでよかったことかな。

物事の意図を理解することで、納得感を持って働けることは気持ちがいいね。

 

 

けっっっっこう大変だけど、新卒として入社していい会社に巡り会えたと思います。

 

 

最後もう少しそれるけど

日本って、コーチング弱いよね。

できている人はいるんだろうけど、プロフェッショナルがいない気がする。

 

なんでだろ。

 

と思っていたら、こんな会社があったことを思い出した。

コーチ・エィ(COACH A) エグゼクティブ・コーチング・ファーム

 

これから、コーチングってもう少し需要増すと思うし、注目ポイントな気がします。

 

 

以上