全僕が泣いた読書記録 〜25歳からマーケティングを勉強中〜

このブログの全ては、私個人に属するものであり、私が所属する組織の見解を示すものではありません。

『空気の作り方』

池田純 著 2016 幻冬舎

 

読書記録久々にエントリーする気がする。

 

ブログのクオリティが上がっていないことが気にかかっておりますが、

 

まずは1年間楽しく続けることが目標なので、とにかく書きます。

 

 

もう9月。プロ野球はいよいよ佳境です。

 

僕はミーハーなので、98年の優勝からベイスターズのファンで、ずっと応援してきたのですが、DeNAが親会社になってから超人気球団になりまして

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チケットが取りづらい!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや、人気球団なのは嬉しいし、ハマスタ行くと超楽しいし

AbemaTVでの野球観戦もできるからノープロブレムなのですが、

 

一抹の寂しさはあります。

 

 

 

2Qの熱狂ブログとして、ベイスターズの熱狂戦略について今月末までに書くつもりですので、今回はその補助線というか、下地のつもりで・・・と思ったら

 

マーケティング本としてめっちゃ良書でした!

 

 

 

ということで、こちら。

 

 

空気のつくり方

空気のつくり方

 

 

 

「経営者でこんな変わるんだ」ってくらい

DeNAになってからのベイスターズは変わって、

結果として“成功”していて、絶賛来客数、売上数上昇中。

 

 

なぜ、弱小球団が、こんな人気球団になったのか。

 

マーケティングの示唆に富む一冊。

 

 

 

プロ野球の球団がが興行を上げるには、ファンがお金を落とすことが大前提としてある。

 

テレビ放送などの広告収入がどんどん減りつつある中、エンターテイメントの多様化や野球離れが叫ばれる中で、何ができるか。何が潜在的に求められているか。

 

それらを徹底的に考え、データを参考にして、コントロールできる施策を可能な限り打つ。

 

 

 

どうしたら、ファンが増えるか。

まず、球場に来てもらうことが第一としてある。

 

 

タイトルにも使われているけど、一市民として強く実感していたことは

 

DeNAは空気づくりがとてつもなく上手。

 

ハマスタ行けば絶対楽しい

 

っていう空気が確かにあった。

 

 

池田さんはこの本の中で、観客数が増えた要因を3つ挙げている。

①(地域の人との)コミュニケーション

②経営の革新性・透明性

ブランディング

 

 

確かに、

①横浜の住民を対象にしたイベントだったり、情報発信だったり、身近な球団になってきたし

 

②最初はDeNAとかいう変なゲーム会社きたわ、とか思っていたのに、なんと2016年にはハマスタ買収(これがどんなけすごいことか)を実現しちゃったわけで、黒字化に向けて驀進して

 

③横浜とともに、誇りを持てる球団になりました。

 

 

ファンがファンを呼び、

球場いけば面白い!

という認識がどんどん広まってきています。

 

 

来場者をターゲティングする際、「野球好き」にはしなかったそうで

まぁ、当たり前なんだけど、漠然としているし、パイは狭い。

野球人口も減ってるし、テレビ放送も激減。

 

 

当初は、アクティブ・サラリーマンをメインターゲットとしていたみたいですが

何よりも、来場する“きっかけ”をあの手この手で作り出したことが素晴らしいですよね。

 

僕もそうなんですけど、野球観戦だけがしたいわけではなく、

デートできておしゃべりしたり、そこで飲むビールで酔っ払ったり、ハマスタの気持ちのいい風楽しんだり、応援歌を大きな声で歌うことだったり、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう野球なんて見ていない!

 

 

 

 

さすがに全く見てないことはないですけど、野球を3時間ずっと見るのもアリですが、

楽しみ方は人それぞれなわけで

それが許されるというか、ハマスタにくるみんなが各々楽しんでいたらそれでいいと思うんですよね。

迷惑行為はだめですが。

 

 

 

でも、やっぱり、本気でスポーツに取り組む選手はかっこいいし、

熱く応援する時もあって、一体感があったり

喜びや悲しみを共有できるのも素晴らしいですよね。

 

 

っていう感じで、野球場への期待度がどんどん増えていく。

行けば楽しい。楽しめる。

 

そんな噂が広まって、地域の人も関心を持ち出す。

 

 

球場に行けば楽しい。横浜に根付いた、これから伸び盛りのチーム。

 

この感覚が広まっていることがとてつもなく大きいですよね。

 

それを意図的に作り出している、DeNAさすがです。

 

 

池田さんは

 

競合は、他球団だけでなく、他スポーツイベント、テーマパーク、コンサートetc.と考え、

 

「人を楽しませる」という観点から様々な部分にアンテナをはり、演出の参考をどんどんインプットしていく。

 

だから、プロ野球の場では行われてこなかったことを企画できるし

だから、お客さんもよりワクワクできる。

 

 

また、一方で本屋さんを歩き回ったり、SNSに投稿される、一般の人のコメントまでさっくり目を通したり、様々な世の中の空気を知ろうとする。

 

 

この姿勢はマーケターたるもの、絶対まねすべき点ですよね。

実行しなきゃ。

 

 

あと、ちょいちょい出てくるSWOT分析

これも今の案件でやらなきゃ。やりたい。

 

 

 

あと、実は一番ぐさっときたのが、「ブレない」こと。(p.150)

 

個人にとっても、組織にとってもマイナスでしかない。

 

一度発言したことは容易に撤回しない。

 

これが信頼を失う第一歩。

 

だから、発言は慎重に、よく考える。

 

ずっと今まで失敗してきたこと。これはそろそろ修正しなければ。

 

 

自己啓発っぽくなってきたぞ。

 

 

 

 

もう一個響いたこと。

 

ブランドはつくれない。(p.185)「なれるか、なれないか」

 

ブランドを認識するのはお客さんの心が決めること。

 

 

けど、ストーリーはつくれる(p.188)

 

 

まさしくベイスターズはストーリーを作り続け、その結果として、

最高のブランディングができてきたと思う。

 

 

ちょっと陰りが見えてきたのは、僕が飽きてきたからか、慣れてきたか、それとも…。

 

 

次は、選手の番だと思う、これだけ経営が頑張ってきたのだから、あとは球団として、試合に勝っていくことが必須となってくる。

 

池田さんが退任して、岡村さんに変わり、DeNAベイスターズも第2フェーズへ。

 

 

 

 

今回の本は

 

要するに、空気を作るために、様々な情報を取り込み、顧客とコミュニケーションをとりながら、様々な施策を打つ。

 

固定観念に捉われるのではなく、野球場に行こう!って思えるような企画と演出。

 

そのスパイラルで、経営もチームも成長していける。

 

 

なんか、ポジティブになれる本でした。

やっぱり、楽しいことを企画したいですね。

 

そうなれるように、することはたくさんあるから、その辺も1回まとめて、

一個ずつやっていこ。

 

 

 

以上