全僕にできる恩回し

全僕にできる恩回し

読書記録や住んでるシェアハウスの暮らしをつらつらと。

鋼鉄のオペラ

久々の芸術?反社会的運動?共謀罪

 

そんなことはない。これはオペラだ。

 

そして、騒音藝術と呼ぶものらしい。

 

pbc2016.wixsite.com

 

 

 

音。音。音。

圧倒的かつ支配的な音。

視覚と聴覚を持っていかれる。

 

 

暴力であり、支配であり、抑圧でもある。

 

とても怖い。

 

あがらうことのできない暴力に対して、どうするのか。

 

まさに戦争下での生き方に通じるものがある。

 

 

これは単なる善と悪との二項対立ではない。

 

それぞれの正義の戦いであり、一方で、思考停止の行動でもある。

 

何が正しいのかはわからない。

何が間違っているのかもわからない。

 

演者は音をかき鳴らし、

観客は意思なく、それを聞くのみ。

 

 

暴力。支配。一縷の希望。慈しみ。哀しみ。しかし絶望。虚無。

からの行動。そして、脱却=再生。

 

何からの脱却なのか。それは果たして正しいことなのか。本当に再生できるのか。

 

 

 

彼らもまた支配されていたのだ。

彼らの後ろにある、大文字の他者の存在に。

 

洗脳なのか。

 

それは何かはわからない。

わからないけど、彼らには確かに意志があった。

意志を持った上での選択なのだ。

 

観客は、どうだ。いつまで無関心気取っているのか。

それともそれが限界なのか。

 

思考停止の逃げ。自己家畜化。

 

これが戦争のリアルなのかもしれない。

 

戦争なんてわかんないなんて言ってられない。

いつその状況になるのかはわからないのだから。

 

 

終わった後の、一気に現実に引き戻される感。

知ってる世界に戻れたことへの安堵。

 

果たしてそれでいいのか。

 

 

30年の時を経て、今また問いかける命題。

 

これは行くべきでしょう。

明日まで。

 

PBC | 公式ホームページ

 

世界を変えるためではなく、

世界に変えられないために。

 

以上

 

 

 

 

 

『Google流 資料作成術』

コール・ヌッスバウマー・ナフリック著

村井瑞枝 訳

2017, 日本実業出版社

 

 

7月!暑い!夏が来た!

 

 

6月の仕事で、あまりにも資料作成能力が低いことが露呈して、

 

先輩に超絶負担をかけてしまい、口惜しゅうて口惜しゅうて。

 

あわてて買った本がこちら。

 

 

 

Google流 資料作成術

Google流 資料作成術

 

 

 

一言でいうと、

 

期待してた情報があまりなかった!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と思いきや!!

 

最後まで読んだら、全てがつながった感じがしました!!

 

 

 

でもまぁ資料作成術って、言われてみれば当たり前のことが多いってことなのかな。

 

これをいかに実践できるかが肝。

 

 

 

ざっくりまとめてしまうと

この6つのレッスンでこの本は構成されています。

 

1.コンテキスト理解

2.効果的な表現方法の選択

3.不必要な要素の除去

4.意図するところに注意を向けさせる

5.デザイナーのように考える

6.ストーリーを伝える

(p.264より)

 

 

かみくだきます。

 

 

1.コンテキスト理解

誰に、何を、どのように伝えるのかを考える。

3分アイデアやビッグアイデアなど、核をきちんと定める。そしてぶらさない。

 

「誰」を特定すれば、「何を」は見つかる。

相手は誰か、何を知ってもらいたいか、どのように行動してもらいたいか、そしてそのために必要な(使える)データを探す。

 

 

2.効果的な表現方法の選択

データを表現する最善の方法を選ぶ。

テキストなのか、表なのか、グラフなのか、どのグラフか。

 

 

3.不必要な要素の除去

示したい情報以外は極力減らす。そして、空白もきちんと残す。視覚認知のゲシュタルトの法則をなんとなく理解できるとよい。

 

 

4.意図するところに注意を向けさせる

色やサイズ配置を戦略的に使う。無意識的視覚情報を重要なものにする。具体例は本を読む!

 

 

5.デザイナーのように考える

「形式は機能に従う」

そのデータで相手に何をしてほしいか(機能)を考え、次にそれを実現するための表現(形式)を選ぶ。

視覚的アフォーダンスを使う。

(アフォーダンスとは環境が与える情報、人とモノとの関係性に関する情報、行為の可能性)

 

 

6.ストーリーを伝える

設定、ひねり、アクションの呼びかけ

 赤ずきんちゃんの例が面白かったけど割愛!

 

 

 

 

 

まだまだわかんないよね。

文章で伝えるというか、記録残すの難しいーなー。

 

 

というか、資料作成のレベルを上げるには、実践を繰り返すしかないよね。

あとは、よい資料を真似て真似て真似まくる。

 

 

ということで、アクションとしては

 

この本で学んだことを意識しつつ(時にはさっくり読み返し)

先輩などのいい感じの資料を真似て

実践を繰り返し、PDCAを回すことで改善していく

 

 

という当たり前の結論。

 

以上

 

『始末のつけ方』

高取宗茂 著 きずな出版 2017

 

働き始めて、3ヶ月。

いよいよ試用期間も終わり、いよいよ本格的に働いていく。

 

最近は大変だけど、すこぶる楽しい。

 

今日は初めての振替休日。

 

ちょっとこれまでのことを振り返りつつ、

 

これからのことを見据えた本を。

 

 

 

 

学生時代から、「考えている」フリしながら、ずっと「悩んで」きた。

 

どう生きていくのか。

 

 

 

今回は、生き方の指針となる本。

 

 

ということで、こちら。

 

 

始末のつけ方―男の生き方の、真実はどこにあるか

始末のつけ方―男の生き方の、真実はどこにあるか

 

 

 

この方と一度しかお会いしたことがないのだけれど、尋常じゃない貫禄がある。

 

「本気で生きてる」

 

と一目見てわかる稀有なお方。

 

 

若干マスキュリズムが漂っているけど、芯がある人は魅力的。

 

 

 武士って多分、こういう人のことをいうんだろうと思う。

 

 

 

 

さて。中身に移ろう。

 

しかし、多くは書きたくない。

 

表面的なことはいくらでも書ける。

 

だけど、それに意味はない。

 

もう一度書くと

 

この本は、自分の生き方はなんぞや、を考えさせてくれる本。

 

 

 

自分の中の掟やルールにきちんと一貫性があること。

死を迎える瞬間に「納得」と言える今を生きること。

いつその瞬間を迎えても「納得」と言える目の前の選択を繰り返すこと。

そして、自分の目の前にある「後悔なき」その一歩を踏み出すこと。

それがいわゆる「男の美学」だと思うのだ。

 

(p.32より抜粋)

 

 

 

 

 

 

こう生きたい、というポジティブな想いがあるわけでもない僕は

 

多分、これからも迷い悩む。

 

かっこいいとは思う、自分もそう生きたいと思う。

 

だけど、すぐ逃げる。

 

始末をまるでつけられていない。

 

それで延々と悩む。

 

ずっと同じ悩み。

 

 

 

無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄

 

 

 

無駄なんだ、無駄無駄。

 

 

 

 

今はとにかく、今が楽しくなるように働く。

 

確かに成長できないかもしれない。

 

目標はもう少し先にする。

 

 

 

せめて自分の始末は自分でつけられる人間になる。

 

 

今回のブログは、なんかしまりがないけど、それが今の状態ということで。

 

お粗末。

 

以上